『虫はごちそう!』

昆虫食に関する本

こんにちは、清田彩です。
このブログでは、私が今までに読んだ本の中から「昆虫食に関する本」の感想を綴っていきます。

昆虫食について本を読んで知りたい!と思っている方のご参考になれば幸いです。

今回感想をお伝えする本のタイトルは『虫はごちそう!』(野中健一、小峰書店/2009年)です。

小学校高学年向けの児童書なので読みやすく、大人も夢中になってしまう本だと思います。著者はこれまでに20を超える国々を訪れて昆虫食の研究をしているそうです。

虫チョコを食べたことがありますか?見たことがありますか?

意外と身近にあるんです、虫チョコ。

私がこの本を読んで初めて知った豆知識をひとつご紹介します。

粒型のチョコレートを思い出してみてください、表面がツルツルしていていますよね。それは、チョコレートの表面に光沢剤が塗られているからです。

この光沢剤には、ラック・カイガラムシの分泌物の成分が使われているそうです。手に持ってもベタつかない粒チョコは、虫(のおかげ)チョコでした。

こういう話を聞くと、虫と食との距離感が縮まるような気がしませんか。チョコレートが大好きな人に教えたくなります。

虫に限ったことではありませんが、世界には特定のものを食べる人・食べない人がいて、それぞれにとっての「ごちそう」があります。

著者は「虫をきっかけに、お互いを尊重しあえるようになればすばらしいと、ぼくは考えている。」と語り、価値観の違いがあるからこそ認め合うこともできると伝えています。

研究のためにタイのラオスに移住した著者は、調査隊を結成してドンクワーイ村のツムギアリ採集に同行させてもらったそうです。

ツムギアリが採れる乾季には、村祭りがあります。
調査隊は村人たちに感謝を込めて、村祭りでタコ焼きならぬアリのコ焼きを振る舞いました。

「ふんわりした中でほっこり火の通ったアリの幼虫がぷちっとした感触ではじける。」

採れたて旬のアリで作る美味しさは格別でしょうね、大人気だったとのことです。
初めての料理を食べた村人、馴染みの無い食材で作った調査隊、どちらの人々にとってもアリのコ焼きは「ごちそう」になったことでしょう。

ちなみに、私がツムギアリについてネットで検索したときの予測ワード最上位は「痛い」でした。ツムギアリは木の上に葉っぱでボール状の巣を作ります。大きなアゴで力強く葉を噛んで固定しているのです、性格は獰猛。

採集調査中、そんなアリさんが著者のパンツの中まで入り込んできて、それはそれは大変なことになったようです。

強烈な噛みつきにやられて思わず放り出したビデオカメラには、阿鼻叫喚の恐怖映像が残っていたそうです。

ツムギアリは、缶詰になったものがタイ食材店で買えるので、私は比較的よく利用しています。

缶を開ける度に、この本の感動的で痛々しいエピソードを思い出しています。

>昆虫食通販 バグズファーム

昆虫食通販 バグズファーム

この度は 昆虫食通販 Bugs Farm(バグズファーム)をご覧いただきありがとうございます。

昆虫食は 罰ゲーム用、2次会の景品、ユニークなプレゼントとしてはもちろん,
・将来の食料源として国連の専門機関 国際連合食料農業機関(FAO)の昆虫食に関するレポートをみて興味が湧いた。
・単純に食としての虫に興味がある。
・SNS拡散力があるメニューを開発したい。
・面白い栄養成分が無いか研究したい。
・化粧品原料として研究したい。
・薬の原料として研究したい。
などなど、、、 まだまだ、始まったばかりのニッチな分野です。

将来昆虫食が食料の主流になることは無いと思いますが、数多くの選択肢の中の一つとなる時代が来れば嬉しいです。
 
バグズファーム 店主

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