『他人と深く関わらずに生きるには』

昆虫食に関する本

こんにちは、清田彩です。
このブログでは、私が今までに読んだ本の中から「昆虫食に関する本」の感想を綴っていきます。

昆虫食について本を読んで知りたい!と思っている方のご参考になれば幸いです。

今回感想をお伝えする本のタイトルは『他人と深く関わらずに生きるには』(池田清彦、新潮文庫/2006年)です。

タイトルからして虫は関係無さそうですよね、ましてや昆虫“食”がどう関係あるのでしょうか。

本のおおまかな中身は、他人とつき合うのが苦手な人がそれなりに幸せに生きていく方法の提案という内容です。

「病院にはなるべく行かない」

「心を込めないで働く」
「おせっかいはなるべく焼かない」
「自力で生きて野垂れ死のう」

一見すると自分勝手で過激な言葉が並びますが、著者が伝えたいのは、自分の生き方も他人の生き方も同じように尊重して認めようということです。

自分に余裕がなければ他人を尊重する余裕もありません。まずは自分にある程度余裕を持ちましょうという心構えです。

「自力で生きて野垂れ死のう」

著者曰く、この資本主義体制下の消費経済の下でも自給自足の生活ができれば、他人と関わる仕事でお金を稼がなくても飢えて死ぬことはありません。そして他人と関わらずに生きていくなら、死ぬときもひとりきりです。

土地があれば畑を耕して家畜を飼う、土地を確保できない人は狩猟採集民になる、そうして、都心でホームレスをするより断然上品な自給自足生活ができるとのことです。

いきなり自給自足を目指すのはハードルが高いですが、採集民的生活ならチャレンジできそうです。

川や海で魚を採ったり、山で山菜やキノコを採って生活するのは比較的簡単だとおすすめされています。中でもとっておきの方法として紹介されているのが、昆虫食です。

「セミ、ハチノコ、カミキリムシの幼虫、などはうまいものの筆頭である。ウジもゴキブリもコオロギもカメムシも食える。春から秋にかけては、山野を歩き回って昆虫を捕って食べていれば餓死することはない。」

著者の池田清彦さんはこのとっておきの方法をいずれやろうと思っている、と書いています。この本が出版されたのは2006年、そのいずれという機会は訪れたのでしょうか。

昆虫食のお話が出てくるのは少しだけですが、他人と関わりながら生きていくのが辛くなったときに『いざとなったら虫を食べて自力で生きていける』と思えれば、少しだけ気持ちにゆとりが持てる気がしました。

虫を食べ、サバイバルな妄想をし、現実への気力を養う、昆虫食セラピーというのはいかがでしょうか。

昆虫を好んで食べる人は少数派だと思いますが、この本のあとがきに「本書を読んだ少数派の人が少しでも元気を出してくれれば」と書いてあるので元気を出して食べましょう。

他人と深く関わるのは、時に息苦しい。

実際に自力で生きていくのではなく、いざとなったらそのように生きていけるという心構えがあるだけで、他人とうまくやっていけるような気がするのです。

>昆虫食通販 バグズファーム

昆虫食通販 バグズファーム

この度は 昆虫食通販 Bugs Farm(バグズファーム)をご覧いただきありがとうございます。

昆虫食は 罰ゲーム用、2次会の景品、ユニークなプレゼントとしてはもちろん,
・将来の食料源として国連の専門機関 国際連合食料農業機関(FAO)の昆虫食に関するレポートをみて興味が湧いた。
・単純に食としての虫に興味がある。
・SNS拡散力があるメニューを開発したい。
・面白い栄養成分が無いか研究したい。
・化粧品原料として研究したい。
・薬の原料として研究したい。
などなど、、、 まだまだ、始まったばかりのニッチな分野です。

将来昆虫食が食料の主流になることは無いと思いますが、数多くの選択肢の中の一つとなる時代が来れば嬉しいです。
 
バグズファーム 店主

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