虫を食べて暮らす 11

セミ会から虫フェスへ~関西の場合~

セミ会の歴史は長い。すでに20年近く続く夏の人気イベントである。内容はセミを捕って食べるという実にシンプルなものだ。セミの美味しさを知る人にとっては、セミの鳴き声を聞くとセミが食べたくなる。こうして年々セミ食ファンが増えていく。そのため募集開始と同時に予約が殺到する。まるでオリンピックの入場券のようだ。昨年は満席だったので今年はすぐに申し込んで参加できた、という声も多い。

いまでは各地でセミ会の話を聞くようになったが、関西のセミ会の歴史は古い。東京のセミ会に参加した西さんが、面白いから大阪でもやりたいといって始めたのが2008年だった。最初のイベント名は「クマゼミ会」だった。大阪のセミはほぼすべてクマゼミだったためだ。みんなで大阪の公園でセミを捕った。捕ったセミを持って公園近くの調理室で調理し試食する形式は東京と同じだ。ただ違うのはそれからだった。淀川河畔にホームレスのおじさんが立派な小屋を建てて暮らしていた。そこに西さんが居候していたのだ。その小屋の離れへ移動して二次会が深夜まで、三次会が夜明けまで続いた。残ったセミを食べながら話が弾み、川面のさざ波に陽の光が輝くまで続いた。

関西虫フェスでセミを捕る(2013年)

 やはり東京のイベントに参加した吉崎さんが、西さんから引き継いで2011年に伊丹市の昆陽池公園内スワンホールで第1回関西虫食いフェスティバル(通称関西虫フェス)を実施した。講演と試食の二本立てにバージョンアップされた。クマゼミ会の拡大版であり、東京虫食いフェスティバルの関西版だった。翌年の2012年から昆虫エネルギー研究所の佐藤さんが中心になって関西虫フェスは続き、今年で「クマゼミ会」から通しで12回目となった。料理人が作るセミ料理が毎回好評を博している。なお今年は伊丹市のスワンホールが休館ということで、大阪府の南の端の岬町にて開催。会場は旅館を改装したフリースペース「まちづくり交流館・ミサキノヒトフク」で行われた。

 東京セミ会は今年も7月27日に続いて2回目が8月4日に無事開催された。2回目はスズメバチ大好き芸人の丸沢丸さんに司会をお願いし、さらに料理の準備中に二人で対談もした。これはセミ会では初めての試みだったが、いいアクセントになったように思う。東京虫食いフェスティバルがここ数年なかなか実施できずにいる。関西虫フェスがそうだったように、東京虫フェスもセミ会と合体してもいいのではないだろうか。対談をきっかけにそんなことも考えている。

関西虫フェスで佐藤さん(左)と対談(2013年)

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