『「ゲテ食」大全』

昆虫食に関する本

昆虫食について本を読んで知りたい!と思っている方のご参考になれば幸いです。
こんにちは、清田彩です。私が今までに読んだ本の中から「昆虫食に関する本」の感想を綴っていきます。

今回感想をお伝えする本のタイトルは『「ゲテ食」大全』(北寺尾ゲンコツ堂、株式会社データハウス/1996年)です。

食材としてはあまり馴染みのない、けれども身近な動植物の調理法について詳しく書かれた本です。

「下らぬ偏見は、真実を見極める眼を曇らすだけのものであり、一刻も早く捨て去らねばならない」(まえがきより)

ドングリ団子、イソギンチャクの煮付け、ミミズのみりん干し、ナメクジのブルゴーニュ風、トンボ唐揚げ、デメキンの味噌煮、フライド・インコ、ホットドッグ(イヌ)、ネコバーガー・・・

昆虫食が霞むくらいに偏見まみれな食材たちが紹介されています。

食材の捌き方がイラストと写真で解説されていて分かりやすいので、普段料理をしない人にもおすすめできるレシピ本だと思います。

ミミズを捌くために使う道具は包丁よりカッターが切りやすい、ムカデの串打ちは第1小顎の間から、といった基本的なことから解説されているので、一般的なレシピ本と比べてもかなり親切丁寧です。

美味しくないものについて、ストレートに表現されている点も親切です。

一般的なレシピにはまず無いと思われる一文「どうしても食したければ食す。」これがあるので、とても参考になります。

なんなら料理名の時点で(不味)と書かれています。
ヒヨコの水煮(不味)、焼きヒヨコ(不味)、ヒヨコのつくね煮(不味)といった具合に一目で分かるので、うっかり作った後に不味かったーなんてことにはなりません。


味の点でいえば、昆虫は概ね好評価です。

「チャバネゴキブリがラーメン等に混入していた場合には、文句を言う前に、一口試食していただきたい」「生煮えである場合には、もっとよく火を通してもらうように」と主張されているほどです。

でもこの状況、私なら絶対食べません。

せっかくなら衛生的に安心して食べたいですね。

昆虫は「ゲテモノ」扱いされがちなので、この『「ゲテ食」大全』に多く登場しています。サクマ式ドロップを与えたアリはきちんとその味がする、なんて豆知識もあります。

「熱湯を掛けて、おとなしくさせる」
「油に入れ、息の根を止める」
「箸で押さえながら焼き殺す」

らしからぬ表現ですが、料理のレシピです。昆虫料理の。一部抜粋してご紹介しました。

面白おかしく書かれている本ですが、内容は大真面目なんです。

食材の基本情報、調理法、さらに危険性についてしっかり明記されています。
危険性といっても「ゲテモノ」だから危険という訳ではありません。日常的に食べる食材と同じように、部分的に含まれる毒や、寄生虫の危険性があるということです。

本を読み進めるうちに、無自覚な偏見に気づけるはずです。

>昆虫食通販 バグズファーム

昆虫食通販 バグズファーム

この度は 昆虫食通販 Bugs Farm(バグズファーム)をご覧いただきありがとうございます。

昆虫食は 罰ゲーム用、2次会の景品、ユニークなプレゼントとしてはもちろん,
・将来の食料源として国連の専門機関 国際連合食料農業機関(FAO)の昆虫食に関するレポートをみて興味が湧いた。
・単純に食としての虫に興味がある。
・SNS拡散力があるメニューを開発したい。
・面白い栄養成分が無いか研究したい。
・化粧品原料として研究したい。
・薬の原料として研究したい。
などなど、、、 まだまだ、始まったばかりのニッチな分野です。

将来昆虫食が食料の主流になることは無いと思いますが、数多くの選択肢の中の一つとなる時代が来れば嬉しいです。
 
バグズファーム 店主

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