虫を食べて暮らす13

昆虫食×SDGs~作って食べて考えよう~

京エコロジーセンター(京都市環境保全活動センター)は京都市伏見区にある。1997年に京都市で京都議定書が採択された。地球温暖化を防ぐため,先進国に対し二酸化炭素など温室効果ガス排出量削減の数値目標を定めたものだった。「京エコロジーセンター(略称:エコセン)は、「地球温暖化防止京都会議(COP3)」を記念して、2002年に開設された環境学習や環境保全活動の輪を広げるための拠点施設です。」とホームページにある

9月29日、ここで今回招かれたのが二度目となる昆虫食イベントが開かれた。募集開始から2日で定員20名が埋まったというから凄い。きっと環境教育に力を入れている京都市だけに、エコに関心があって参加した人が多いと思った。ところがアンケートの参加理由をみると「内容に興味があったから」がほとんどだった。京都の人は食への好奇心が強く、食いしん坊が多いのだろうか。

 講演内容にできればSDGsの視点を入れてほしいという要望が主催者側からあり、タイトルを「昆虫食×SDGs ~作って食べて考えよう~」にした。SDGsは「Sustainable Development Goals」の略称で、「持続可能な開発目標」と訳される。2015年9月の国連サミットで採択された目標で、国連加盟国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標がある。このうち昆虫食が含まれるカテゴリーには主に以下の5つがある

 目標1:貧困をなくそう

 目標2:飢餓をゼロに

 目標13:気候変動に具体的な対策を

 目標15:陸の豊かさも守ろう

 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

お話する筆者

そこで今回はラオスとケニアで進行中の貧困と飢餓対策の具体例を話した。

 1時間ほど話した後、参加者みんなで手分けして昆虫料理を作った。

昆虫食に歳の差はない

・コオロギのかき揚げ(コオロギは飼育が容易で栄養価が高い。)

・スズメバチのバター炒め(天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用。クロスズメバチの保護、飼育活動。駆除スズメバチを食用へ)

・セミ成虫と幼虫のから揚げ(天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用。セミの採集ルールの確立)

・イナゴ、ハチの子、カイコ蛹の甘露煮(食べ慣れた食材なので入りやすい。地球温暖化対策。温室効果ガス排出量が少ない。)

・トノサマバッタのフン茶(フンも捨てずに有効活用。野草茶の風味。)

アンケートを読むと大方の皆さんに喜んでもらえたようでうれしい。いくつか例を挙げたい。

「虫の試食だけでなく、先生の講義もあり、分かりやすかった。」

「虫は食べられる!! しかもけっこう美味しい!! と気付いた。友人たちに広めておきます。」

「SDGsを今後広めるためにはこのような「組み合わせ」が大切だと思います。」

「虫食は年4回とかぜひ定期でお願いします。」

「思い付きで参加したイベントだったが、勉強になったうえ、昼食も兼ねられたのでたいへんよかった。ごちそうさまでした。」

ご馳走様でした

 こうしたイベントの大半は小学生の親子連れが多い(最近では自由研究で昆虫食をテーマにすることが目立つ)のだが、今回の参加者の特徴は数人で参加した中学生がいたことだった。会場の性格のためかもしれない。ここは昆虫食の研究成果を分かりやすく説明して普及できる施設として貴重である。

>昆虫食通販 バグズファーム

昆虫食通販 バグズファーム

この度は 昆虫食通販 Bugs Farm(バグズファーム)をご覧いただきありがとうございます。

昆虫食は 罰ゲーム用、2次会の景品、ユニークなプレゼントとしてはもちろん,
・将来の食料源として国連の専門機関 国際連合食料農業機関(FAO)の昆虫食に関するレポートをみて興味が湧いた。
・単純に食としての虫に興味がある。
・SNS拡散力があるメニューを開発したい。
・面白い栄養成分が無いか研究したい。
・化粧品原料として研究したい。
・薬の原料として研究したい。
などなど、、、 まだまだ、始まったばかりのニッチな分野です。

将来昆虫食が食料の主流になることは無いと思いますが、数多くの選択肢の中の一つとなる時代が来れば嬉しいです。
 
バグズファーム 店主

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