『虫屋のよろこび』


昆虫食に関する本

昆虫食について本を読んで知りたい!と思っている方のご参考になれば幸いです。
こんにちは、清田彩です。

私が今までに読んだ本の中から「昆虫食に関する本」の感想を綴っていきます。

今回感想をお伝えする本のタイトルは『虫屋のよろこび』(ジーン・アダムス 編、小西正泰 監訳、平凡社/1995年)です。

原著は55名におよぶ執筆者による雑録書です。アメリカ職業昆虫学者部会の百周年記念事業として、昆虫学への理解を深めるために一般向けに発刊されました。

再編・翻訳した小西正泰さんによると、日本にはプロ昆虫学者による類書は見当たらないとのことです。

アメリカのいくつかの州では、ミツバチを「農業の天使」と呼び州の昆虫に指定しています。アメリカ人の食物の3分の1はミツバチのおかげだそうです。

国花のように国虫というものがあるとすれば、アメリカの国虫はミツバチがふさわしいと書かれています。

移住者と共に多くの国から移入されたミツバチ達は、アメリカ昆虫界の「人種のるつぼ」。そしてミツバチ社会には、民主主義的価値観が反映されているそうです。

女王バチはひたすら卵を産むのみで、どの卵を成虫にまで育てるかの決定権は働きバチにあります。働きバチは労働者であり、有権者です。

まさにアメリカの国虫にふさわしいですね。

アメリカでミツバチそのものを食べることは無いそうですが、ある国々では生の幼虫をつぶしてハチミツと一緒に食べられていると紹介されています。

この食べ方が気持ち悪い人は、フライにするか、幼虫入りチョコレートがおすすめだそうです。

アメリカの食文化って、なんでもとりあえずチョコに入れてしまうような気がします。私の偏見でしょうか、でも嫌いじゃないです。

日本で蜂の子として主に食べられているのはスズメバチの幼虫ですが、ミツバチも美味しく食べることができます。私はローヤルゼリーと蜂蜜で和えたミツバチの子を食べましたが、スズメバチよりあっさりしていて美味しかったです。

アフリカ、アジア、ラテンアメリカなどで食べられている昆虫のうち、人気のあるものはアメリカに輸出されているそうです。カリフォルニアのタイ食料品店ではタイワンタガメを買うことができ、ウィスコンシン州マジソンの韓国人社会ではカイコのさなぎが人気だそうです。


この本は昆虫に関するあらゆる執筆が集められているので、節足動物が登場する映画の論評まで読むことができます。

節足動物映画年表には、大きなイモムシの『モスラ』が出てくるゴジラシリーズも載っています。

映画に登場する節足動物は、そのほとんどが脅迫的で不吉なイメージを表しているという論評が紹介されていて、ゴキブリは特に悪いイメージです。

怖い映画はそれはそれで楽しめますが、私が人にすすめたいゴキブリ映画はディズニーの『ウォーリー』です。この本の発行より後に公開されたので年表には載っていません。

ロボットが主人公なので、ゴキブリ映画は語弊があるかもしれませんが相棒ポジションで活躍します。年表に書き込みたいくらいおすすめです。

>昆虫食通販 バグズファーム

昆虫食通販 バグズファーム

この度は 昆虫食通販 Bugs Farm(バグズファーム)をご覧いただきありがとうございます。

昆虫食は 罰ゲーム用、2次会の景品、ユニークなプレゼントとしてはもちろん,
・将来の食料源として国連の専門機関 国際連合食料農業機関(FAO)の昆虫食に関するレポートをみて興味が湧いた。
・単純に食としての虫に興味がある。
・SNS拡散力があるメニューを開発したい。
・面白い栄養成分が無いか研究したい。
・化粧品原料として研究したい。
・薬の原料として研究したい。
などなど、、、 まだまだ、始まったばかりのニッチな分野です。

将来昆虫食が食料の主流になることは無いと思いますが、数多くの選択肢の中の一つとなる時代が来れば嬉しいです。
 
バグズファーム 店主

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