『食べものからみた聖書』

昆虫食に関する本

昆虫食について本を読んで知りたい!と思っている方のご参考になれば幸いです。
こんにちは、清田彩です。私が今までに読んだ本の中から「昆虫食に関する本」の感想を綴っていきます。

今回感想をお伝えする本のタイトルは『食べものからみた聖書』(河野友美、日本基督教団出版局/1984年)です。

聖書の読み方のひとつとして、食べものという切り口で聖書が何を語りかけているのかを知ろうとする本です。

食べものを通して聖書をどう受けとめることができるか、こういった聖書の読み方は珍しいようです。

聖書には食べてよいものと、食べてはいけないものが書かれています。

食べてよいものの中で、唯一の昆虫が「移住いなごの類、遍歴いなごの類、大いなごの類、小いなごの類」と聖書に書かれています。

この「いなご」とはバッタのことを示しているそうです。

日本で翻訳聖書を出版している日本聖書協会から、2018年に新訳が出版されました。そこでついに「いなご」から「ばった」に修正されています。

さらに、バプテスマのヨハネが食べていたものとしてバッタが書かれています。

「このヨハネは、らくだの毛ごろもを着物にし、腰に皮の帯をしめ、いなごと野蜜とを食物としていた」

イエスはこのバプテスマのヨハネから洗礼を受けました。

なぜバッタは食べてよいのでしょうか?他の虫は食べてはいけないそうです。

バッタは、恐ろしい災いとして聖書の中に何度も登場します。

登場するバッタのひとつは、日本にはいないサバクトビバッタという大型のバッタであるとの説があります。バッタは繁殖しすぎて密度が高まると、餌を求めて集団移動します。

この大きなバッタの大群が、畑からすべてを食い尽くしてしまうそうです。

この本では聖書からこのように引用されて、バッタの大群の恐ろしさを伝えています。

「いなごは地の全面をおおったので、地は暗くなった。そして地のすべての青物と、雹の打ち残した木の実を、ことごとく食べたので、エジプト全国にわたって、木にも畑の青物にも、緑の元とては何も残らなかった」

出エジプト記で、神がエジプトにもたらした10の災いのひとつがこのバッタの大群でした。

聖書に書かれているように、バッタの大群によって食べ物が無くなってしまうという災害は昔から度々人間を苦しませていたようです。

日本にいると実感が湧きませんが、世界では今もバッタの被害に合っている地域があります。

作物を育てても育てても、バッタの大群はまたやって来ます。

日本で昔から続くイナゴ食は稲をかじるイナゴの駆除を兼ねていますが、バッタの大群はかじられるどころではありません。
食べものがなければ生きられず、そこにいるバッタを食べないと生きられないのです。

バッタのせいで命の危機にさらされ、バッタのおかげで命を繋ぐ日々。

死に直面した生活、このような極限状態の中でキリスト教の強い信仰が育っていったのだろうと著者は書いています。

ちょっと前の個人的な体験ですが、キリスト教系新宗教の方が自宅に週2で勧誘に来ていました。

あるとき、聖書は世界的ベストセラーの昆虫食本とも言えますねと伝えると、ぱったり勧誘に来なくなりました。ちょっと違ったみたいです。

>昆虫食通販 バグズファーム

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この度は 昆虫食通販 Bugs Farm(バグズファーム)をご覧いただきありがとうございます。

昆虫食は 罰ゲーム用、2次会の景品、ユニークなプレゼントとしてはもちろん,
・将来の食料源として国連の専門機関 国際連合食料農業機関(FAO)の昆虫食に関するレポートをみて興味が湧いた。
・単純に食としての虫に興味がある。
・SNS拡散力があるメニューを開発したい。
・面白い栄養成分が無いか研究したい。
・化粧品原料として研究したい。
・薬の原料として研究したい。
などなど、、、 まだまだ、始まったばかりのニッチな分野です。

将来昆虫食が食料の主流になることは無いと思いますが、数多くの選択肢の中の一つとなる時代が来れば嬉しいです。
 
バグズファーム 店主

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