昆虫食ノススメ 3

「昆虫を食べたい人々!?」

現代日本では「昆虫なんて食べたくない」
という意見が多数派。
ところが世界的に見れば多くの人々が昆虫を食べている。

日本でも長野県でイナゴや蜂の子などを食べるのはよく知られている。

世界で人口の3割近い20億人もの人々が食べているということは、昆虫は食材としてはメジャーであるけれど、昆虫食文化の廃れた現代日本人の感覚からすれば一般的ではない奇食。

少数派が食べる「ゲテモノ」と認識してしまいがちである。

近年の寿司ブームやたこ焼きブームにより刺身やタコは世界でも多くの人々が食べるようになってきたが、まだまだ世界規模でいえば「ゲテモノ」では?
松茸なんて世界的に見れば日本と韓国くらいしか食べないから、かなり少数派の「ゲテモノ」である。

食べない人の言い分としては、あの「良い香り」は不潔な人の足の臭いに感じるらしい。

卵は世界的にもよく食べられる食材だが、生卵となると日本以外では食べられることはないから、みんな大好き「卵かけご飯」なんて世界中のほとんどの人が、想像しただけで吐き気を催すという奇食である。

ゴボウや海苔、納豆や白子なんかを好む日本人が自分のことは棚に上げて昆虫を食べることを気持ち悪いと感じ、昆虫を食べる人々を偏見の目で見ることに憤りを感じる。

よくあるのが「食べもんないから虫食べてるんやろな」というもの。
 
「海がない地域ではタンパク質が取れないから代わりに虫を食べてるんやろ」という一見もっともらしい解釈はよくあるが、海がなくても川があれば魚やエビなどは獲れるし、アメリカやオーストラリアの先住民は、海の近くにいても昆虫をよく食べていた。

タイの田舎の村で家族が輪になって昆虫や山菜などの食事をしている写真を見たら、そこに貧困を感じる人も多いのではないだろうか。

タイの屋台

粗末な小屋で、大人数でテーブルも使わず、虫や草を箸やスプーンでなく手づかみで食べている。ああ可哀想に。貧しいんやな。食べるものがないんやな。哀れやなあ。悲しいなあ。ああ。文化的で豊かな日本でよかったよ。

クーラーの良く効いた快適な部屋。
「リン酸塩」なんかでカサ増して「増粘剤」や「香料」でそれっぽく仕上げてみたら色が悪くなったから「着色」してみたクズ肉の「ハンバーグ」を、果物なんて入っていない「フルーツジュース」で流し込む。
「健康のために野菜も取らんとアカンよな!」と化学肥料で育てられた農薬漬けの野菜を「界面活性剤」で洗って作られた「サラダ」を頬張りながら、スマホの動画で流れている芸能人のスキャンダルを見て一人ほくそ笑む。

汗ばむ体にねっりとした風を感じる粗末な小屋。
子供たちが採ってきたタガメと、母親が採ってきた川海苔で、祖母が作ったスープ。香草のサラダにはコオロギ。飲み物は父親が野良仕事の帰り道に摘んできた薬草のお茶。山のようなもち米と少しのおかず。
祖父がする村の昔話をみんなで真剣に聞いているのだが、年端のいかぬ妹がなぜだかケラケラと笑い出す。
 
ベクトルは違うがどちらも「豊か」で「幸せ」なんである。

虫をよく食べる地域の人々は、それが日常的な食材であるから食べているのであって、けして食べ物に困っているから食べているのではない。
もっといえば昆虫が日常的な食材になっている理由は「美味しい」からなのである。

中国で竹虫を食べる人

しかし昆虫食の盛んな東南アジアやアフリカ、中南米の国々でも、現代の都市部では日常的な食事として昆虫は食べられていない。
食の欧米化により、昆虫よりも鶏肉や豚肉などの方がよく食べられている。
 
それでも昆虫は嗜好品として根強い人気がある。その価格は鶏肉などに比べても何倍もするにもかかわらずだ。

昆虫は栄養価と安全性が高く、環境負荷も低い太古から続く未来食である。

高いお金を払って昆虫を食べる人々はそのような理由で食べているのだろうか?そんなことはなく単純に美味しいから食べているのである。豚肉の何倍もの値段のバッタを食べるのは、バッタにそれだけの価値を感じているのだ。

日本でも蜂の子はかなりの高級食材であり、岐阜や長野、奈良や宮崎などの一部地域では根強い人気である

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。虫は美味い!だから、多くの人にとって高価でもたまには食べたい「ごちそう」なのである!

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この度は 昆虫食通販 Bugs Farm(バグズファーム)をご覧いただきありがとうございます。

昆虫食は 罰ゲーム用、2次会の景品、ユニークなプレゼントとしてはもちろん,
・将来の食料源として国連の専門機関 国際連合食料農業機関(FAO)の昆虫食に関するレポートをみて興味が湧いた。
・単純に食としての虫に興味がある。
・SNS拡散力があるメニューを開発したい。
・面白い栄養成分が無いか研究したい。
・化粧品原料として研究したい。
・薬の原料として研究したい。
などなど、、、 まだまだ、始まったばかりのニッチな分野です。

将来昆虫食が食料の主流になることは無いと思いますが、数多くの選択肢の中の一つとなる時代が来れば嬉しいです。
 
バグズファーム 店主

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