虫を食べて暮らす14

バッタとエビの食べ比べ実験

私たちが秋に行う「バッタ会」は大人気だ。河原の草原に集まってバッタを採り、その場で揚げて食べるというシンプルな催しだ。食の原点もいえるキャッチ&イートを手軽に楽しめるのが人気の理由ではないか。バッタを食べた人から「エビに似ている」という感想をよく聞く。バッタはエビと同じで加熱すると赤くなる。バッタのなかでもトノサマバッタはとりわけきれいに赤く染まる。これはアスタキサンチンという赤い色の成分を多く含んでいるためだ。エビカニや昆虫の殻に含まれるアスタキサンチンは、通常タンパク質と結合しているため赤くはないが、熱を通すと遊離して本来の赤色となる。ちなみにアスタキサンチンは抗酸化作用があることで知られている。

そうはいっても全く同じ味ではないはずだ。何が似ていて何が違うのか。そのあたりの検証してみようということになった。阿佐ヶ谷の「よるのひるね」で毎月1回昆虫食の会を開いている。ここで実証実験を行った。バッタ(A)とエビ(B)をフードプロセッサでミンチ状にして、8名の参加者に食べ比べてもらった。その結果が以下の表である。

まず味について聞いた。その結果、甘味、うま味、香り、食感が似ていると感じた人が多かった。

次に総合的にAとBは似ているかを聞いたところ、似ている、やや似ていると答えた人が多かった。

似てはいるものの食感や匂いで区別はつき、Aをバッタ、Bをエビと6名が答えた。

江戸のころはイナゴが「陸(おか)エビ」とも呼ばれていた。イナゴよりさらに大きくて旨味が濃いトノサマバッタなのだから、似ているのは当然の結果でもあった。トノサマバッタが特にエビと似ているのは、やはりアスタキサンチンを多くふくむせいだろうか。アスタキサンチンは若返りの妙薬といわれている。昆虫を食べて若々しくありたいと願うのは私一人だろうか。

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この度は 昆虫食通販 Bugs Farm(バグズファーム)をご覧いただきありがとうございます。

昆虫食は 罰ゲーム用、2次会の景品、ユニークなプレゼントとしてはもちろん,
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将来昆虫食が食料の主流になることは無いと思いますが、数多くの選択肢の中の一つとなる時代が来れば嬉しいです。
 
バグズファーム 店主

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