『食べられる虫ハンドブック』

昆虫食に関する本

昆虫食について本を読んで知りたい!と思っている方のご参考になれば幸いです。
こんにちは、清田彩です。私が今までに読んだ本の中から「昆虫食に関する本」の感想を綴っていきます。

今回感想をお伝えする本のタイトルは『食べられる虫ハンドブック』(内山昭一 監修、21世紀の食調査班 編、自由国民社/2013年)です。

日本における昆虫食の第一人者である内山昭一さんが監修された食用昆虫図鑑です。

昆虫図鑑が数多くある中で、この「食べられる虫」に特化した図鑑はたぶん唯一無二です。

昆虫図鑑なので写真や分布が載っているのは当たり前のこととして、「食べられる虫」の図鑑であるこの本の一番の特徴は、食べ方が書かれていることです。

他の昆虫食に関する本にも食べ方は書かれているのですが、この図鑑としての見せ方が斬新です。

虫の写真の真下に調理方法(蒸す、揚げる、焼く、炒める、炊く、茹でる、漬ける)がアイコンで示されていて、文字を読まなくても一目で食べ方が分かります。

たとえば、トノサマバッタには「揚げる」のアイコンがついています。

同じバッタ目のコバネイナゴは「揚げる」と「茹でる」の2つのアイコンがついています。

トノサマバッタは大きくて外骨格が固いので、茹でるだけでは噛み砕くことができませんが、カリカリに揚げればまるごと食べることができます。

それに比べると、コバネイナゴは小さいので茹でるだけで十分食べられますし、揚げてももちろん食べられます。

虫のことは一旦忘れて、エビの食べ方を思い出してみましょう。

大きめのブラックタイガーを茹でた場合は、殻を剥いて食べますよね。尻尾や頭まで食べたいときには、カリカリに揚げると固い殻も美味しく食べられます。

小さなサクラエビは、茹でてまるごと食べていますね。

大きなバッタと小さなバッタもエビと似たようなもので、それぞれに適した調理法があるのです。

この本に収められている虫は、入手が比較的容易ということで選ばれた132種です。

入手の容易な虫というのは、近くに自然があれば採集できる虫や、お店で購入できる虫のことだと思われます。

最近はネットショップで色々な食用昆虫が手に入るので(バグズファームさんとか!)、2013年に発行されたこのハンドブックに載っている虫は、今では本当に簡単に手に入ると思います。

私の手元にある『食べられる虫ハンドブック』にはちょっとした思い出がありまして、初めて昆虫食イベントに参加した際に購入したものです。

イベント主催者の内山さんから「実用的ですよ~。」と言って薦められました。

その場でサインを貰ったので、本を開く度にサインの日付が目に入って「昆虫食にハマってから○年目」とカウントしています。

同じ頃に始めたウクレレはもう半年くらい弾いていないのに、虫は食べ続けています。食べる系の趣味は生活に馴染みやすかったみたいです。

イベントでは他にも内山さんの著書が何冊も売られていましたが、この図鑑の物珍しさが一際目を引きました。

実際、イベントで一番よく売れる本だそうです。

2019年には新装版が出ました。でも個人的には初版の表紙デザインのかわいい感じが好きです。

>昆虫食通販 バグズファーム

昆虫食通販 バグズファーム

この度は 昆虫食通販 Bugs Farm(バグズファーム)をご覧いただきありがとうございます。

昆虫食は 罰ゲーム用、2次会の景品、ユニークなプレゼントとしてはもちろん,
・将来の食料源として国連の専門機関 国際連合食料農業機関(FAO)の昆虫食に関するレポートをみて興味が湧いた。
・単純に食としての虫に興味がある。
・SNS拡散力があるメニューを開発したい。
・面白い栄養成分が無いか研究したい。
・化粧品原料として研究したい。
・薬の原料として研究したい。
などなど、、、 まだまだ、始まったばかりのニッチな分野です。

将来昆虫食が食料の主流になることは無いと思いますが、数多くの選択肢の中の一つとなる時代が来れば嬉しいです。
 
バグズファーム 店主

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