かずきのNEO昆虫食活動日記⑤

久しぶりの投稿です!!

突然ですが、「フェモラータオオモモブトハムシ」って皆さんご存じでしょうか!?

成虫は美しい色に異様なフォルムですが、名前の通り「太ももが太い」です。

実は、この昆虫、幼虫が「昆虫食」の世界では珍味とされる知る人ぞ知る食材なのです。

なぜ珍味とされるかと言うと・・・

冷蔵庫で4日ほど寝かせることで、「杏仁豆腐」のような風味がするんです!!

おそらく、体内で酵素が変化して熟成するのかと思いますが、すいません、詳しいことは知りません!笑

その杏仁豆腐の風味を生かして、例えば東京の昆虫食レストラン「ANTCICADA」では、このように、デザートになって出てきます。

なんとおしゃれな。

しかしながら、困ったことに、こちらの昆虫は「外来種」(※)です。

東南アジア原産で、2000年代中頃から日本に定着してしまっているとのこと。

では、僕がおいしく駆除していきましょう♪

近畿大学の昆虫研究室の香取(かんどり)准教授と研究室の昆虫食2期生と一緒に遙々、三重県松阪市まで出かけました。

(近畿大学は昨年から昆虫研究室で「昆虫食」を取り扱っています。いわば僕も1期生です。)

この昆虫、国内でも限られた場所にしか定着していないらしく、三重県はその一大生息地のようなのです。

生態に特徴があって、成虫は「つる性植物」に産卵します。

その中で葛を食べて育って、最終的にはこのように、「ゴール」と呼ばれる虫こぶができます。

ちょうど、冬期はこのこぶの中で繭を作り、越冬するのです。

なるほど、東南アジア原産でも、この繭のおかげで冬が越せるのかもしれません。

三重県某所の河川敷には、「葛」が大量に発生しているので、フェモラータオオモモブトハムシにとってはまさに楽園。

ひっつき虫まみれになりながら、「虫こぶ」を頼りに河川敷を探索していきます。

花粉もつらい・・・

虫こぶですが、葛が枯れている場合は昨年の繭、入っていない可能性がありますが、剪定ばさみで切った際に茎が生きている場合はほぼ間違いなく入っています。

しかも、卵は複数産み付けられていますから、1つのこぶから複数匹見つけることが可能です。

先生曰く、「去年たくさんとった場所にはあまりいないなあ・・・」とのこと。

当たり前ですが、毎年、たくさん採って食べ続けていると、数は少なくなっていくんですね。

今のところ、葛に付着しているだけで、目立った被害はないそうですが、広がると、農作物にも被害がでるかもしれませんから、この調子で採取していけばそのうち根絶できるかもしれませんね。

さっそくありました。

葛ごとはさみで切って、中身を覗いていきます。

いましたね。

こんな感じでたくさんとっていきます。

採取に夢中で写真を撮り忘れたのが残念ですが、今回、はるばるバグズクッキングのスタジオにお持ちしました(^_^)

みんなで剪定ばさみを使って中身を探していきます。

もういないかなと思っても実は枝の隅の方に潜んでいたり・・・

珍しい食材に大興奮の井上咲楽さん!!

ということで、バグズクッキングにて近日中に紹介予定ですのでお楽しみに!!!

杏仁豆腐の風味を生かしたメニューが登場します!!

昆虫のポテンシャルを最大限に引き出した素晴らしいメニューでした。

採取記録とその場での味見体験は僕のHPでも紹介していますのでご覧ください!!!

フェモラータオオモモブトハムシを採取してきました!!|昆TUBEちゃんねる (kontube.work)

フェモラータオオモモブトハムシは、特定外来生物ではなく、その他の総合対策外来種に該当します。 取扱に当たっては、法令上の規制はありませんが、外来種であることに鑑み、採取等に当たっては、環境省にも確認の上、大学の昆虫生態学の教授の指導の下、適切に行っていることを申し添えます。
>昆虫食通販 バグズファーム

昆虫食通販 バグズファーム

この度は 昆虫食通販 Bugs Farm(バグズファーム)をご覧いただきありがとうございます。

昆虫食は 罰ゲーム用、2次会の景品、ユニークなプレゼントとしてはもちろん,
・将来の食料源として国連の専門機関 国際連合食料農業機関(FAO)の昆虫食に関するレポートをみて興味が湧いた。
・単純に食としての虫に興味がある。
・SNS拡散力があるメニューを開発したい。
・面白い栄養成分が無いか研究したい。
・化粧品原料として研究したい。
・薬の原料として研究したい。
などなど、、、 まだまだ、始まったばかりのニッチな分野です。

将来昆虫食が食料の主流になることは無いと思いますが、数多くの選択肢の中の一つとなる時代が来れば嬉しいです。
 
バグズファーム 店主

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